潜水士試験と合格記録

2022年12月度の潜水士試験を受験。無事合格できました。学習の記録と受験の時に感じたことをここに残します。

 

2022年12月1日実施の関東安全衛生技術センターでの試験を受験してきました。

試験当日のアクセスについては、予定とは違った行く方法になり、若干焦りましたが時間内には到着出来ました。アクセスに関する注意点は下記記事に書いたのでよろしければご覧ください。

乗合タクシー目的なら特に注意:関東安全衛生技術センターへ行く際のポイント

 

1:受験人数は思ったより多かった

受験会場に到着してまず感じたのは、思ったより受験者が多かったことです。また、老若男女均等に受験者がいたと感じました。潜水士資格は、18歳未満は免許の取得自体は出来ないのですが、受験自体は出来るので、小学生?と思われるお子さんや部活の生徒さん達のような姿もあり、身が引き締まる思いでした。潜水士試験は実施回数も少なく、十数人位と思ったのですが、見当違いでした。仕事で役立てたいと思っている人、とりあえずで受験している人、ドラマ?の影響で取得を目指した人と受験目的は様々な様でした

※自分で見て、周りから聞こえてくる範囲での感想です

 

 

2:学習期間は1か月で十分

今回の潜水士試験にあたって、学習期間は1か月を設けました。学識を問う試験なので、難易度自体は高くない試験であること、長々と設けてもダレてしまうため、1か月の集中学習としました。自分には充分な期間でした。

 

 

3:試験内容は一部を除き、テキストと過去問でカバーできる

試験に伴い、受験に使ったテキストは下記になります。

2022年は公論出版さんにはお世話になりました。

潜水士のテキストは数が少なく、良書だが古かったりと懸念点が多かったのですが、ちょうど、公論出版さんが最新版のテキストを出してくださっておりました。過去の別業種テキストも使用していたことから、私はこのテキストで試験に望ませていただきました。

内容は、まさに表紙に書いてある通り、1冊で知識、過去問を勉強できる内容となっており、とっつきやすい本でした。個人的に星は5です。実際の試験では、過去問にもテキストに載っていない問題が1~3問は出ました。ただ、基本を押さえてあれば消去法、応用を聞かせることで、的外れな回答をすることはないはずです。少なくとも私はその自信をもって回答をしました。

注意点としては、テキスト掲載の過去問は直近令和、平成分となっております。

もし、もっと古い過去問も実施したい場合は、TAKARA licenseさんが過去問をアプリ形式で出しているので、私は載っていない過去問2回分をこちらから購入し勉強させていただきました。

過去問題の学習アプリを販売しています

シンプルで使いやすくいい問題アプリでした。資格学習における問題回答は、アプリやオンラインでどんどんこなせるタイプが個人的には勉強しやすくてありがたいなあと感じました。

 

4:試験合格と資格取得について

合格発表は12月の試験翌週で、無事合格していました。安全衛生技術センターの合格発表は早くて精神衛生上もありがたいですね。

早速免状の書き換え申請を行い、免許証の潜水士欄に1が付きました。潜水士資格、取得完了です。

 

 

5:Cカードの取得について

潜水士の資格は、学識を問う潜水士資格だけでは、実際の業務では役に立ちません。ここからCカード(ダイビングのライセンス)を取得して、この2つをもってやっと実業務に参加できるものとなっています。Cカードの取得に当たっては、学習、実技講習を受けて取得の流れとなっており、費用、時間もそれなりにかかります。仕事をしている人には中々厳しい。

しかし、せっかく取得しても使えない、宝の持ち腐れにするのはもったいないので、私もすぐには出来ませんが、必ずこのCカードも取得して、潜水士資格を活かしたいと考えています。

調べたところ、下記のSeapassさんにて学習講習をオンラインで実施出来、合格後は実技講習を受けるのが時間、費用的にもおさえられるようです。スケジュール組んでこなしていきたいと思います。

Seapass(シーパス)はダイビングのライセンスが取れる無料学科講習サイトです
http://sea-passport.jp/index.php

 

 

6:最後に

試験自体はしっかり集中すれば、合格は目指せる資格です。ただ、この資格は取るだけでは役に立たず、知識をおさえて、実地で学んでCカードを取得し、はじめて実務のスタートラインに立てる資格です。頭でっかちにならないよう、次のCカード取得に向けて、お金とスケジュール、時間の確保に向けて動いていきたいと思います。これから潜水士の試験を考えている人の役に少しでも立てば幸いです。