勉強メモ:インテリジェンスと手法の種類

ウクライナ&ロシア戦争、中東情勢などの不安定化に伴い、OSINTと呼ばれる存在を多く目にする、耳にする機会が増えました。よくわからなかったので、ここにインテリジェンスとその手法の種類をメモとして残てみます。

インテリジェンスとは?

“インテリジェンスは、一般的には知的な能力や理解力、問題解決能力を指します。人間においては、新しい状況や問題に適切に対応する能力として表現されます。また、コンピューターサイエンスの分野では、情報を収集し分析し、意味のある結果を生成する能力もインテリジェンスと呼ばれます。つまり、人間や機械が持つ、知識や情報を処理し、適切な行動や結論を導き出す能力の総称”

インテリジェンス手法の種類

1:GEOINT

地理空間情報インテリジェンスは、地理的なデータや空間情報を活用して情報を収集・分析する手法です。衛星画像や地図データなどを利用して地理的な状況を把握し、戦略的な意思決定や情報収集に役立てます。

2:HUMINT

人的情報インテリジェンスは、人間関係や人物からの情報を収集・分析する手法です。エージェントや情報提供者を通じて得られる情報を重視し、人間の行動や意図を理解するために使用されます。

3:SIGINT

シグナル情報インテリジェンスは、通信や電子信号を監視・解析して情報を収集する手法です。無線通信や電子機器から得られる情報を利用し、敵対勢力の活動や通信内容を把握するために活用されます。

4:OSINT

オープンソース情報インテリジェンスは、公開されている情報やインターネット上の情報を収集・分析する手法です。ウェブサイトやソーシャルメディア、公開された文書などから得られる情報を活用し、情報収集や分析に活用されます。

5:MASINT

測定情報インテリジェンスは、センサーや測定器を用いて物理的なデータを収集・解析する手法です。レーダーや衛星などから得られるセンサーデータや物理的な測定結果を分析し、情報を把握するために使用されます。

6:SOCMINT

ソーシャルメディア情報インテリジェンスは、ソーシャルメディア上の情報を収集・分析する手法です。XやFacebookなどのソーシャルメディアプラットフォームから得られる情報を活用し、個人や組織の活動や意図を把握するために使用されます。

7:DARKINT

ダークウェブ情報インテリジェンスは、ダークウェブと呼ばれるインターネット上の非公開領域から情報を収集・分析する手法です。通常の検索エンジンではアクセスできないダークウェブから得られる情報を活用し、非公開の情報や犯罪組織などに関する情報を把握するために使用されます。

 

これらの情報は、下記のURLから参考、要約された情報

http://irp.fas.org/doddir/dod/