第一級陸上特殊無線技士免許の取得記録

無線免許系で有名な、第一級陸上特殊無線技士免許を取得しました。ここに免許取得の記録を残したいと思います。

=そもそも第一級陸上特殊無線技士とは?

まず、第一級陸上特殊無線技士(1陸特)とが下記が可能になる免許です。

第一級陸上特殊無線技士

次のような操作を行うことができます。
  • 電気通信業務用、公共業務用等の多重無線設備の固定局、基地局等の技術的操作
    注 … 30MHz以上の電波を使用する空中線電力500W以下のものに限ります。
  • 第二級及び第三級の陸上特殊無線技士の操作の範囲に属するものの操作

https://www.nichimu.or.jp/denpa/shikaku/riku/index.html
日本無線協会より引用

陸上にある小~中規模の無線設備における操作が出来るようになる位と考えるとわかりが良いかと思います。最近だと、5.7GHz帯域を使ったドローンの操作が可能になったため、第三級陸上特殊無線技士の免許を取得する人も増えておられます。

受験資格は、法律で定められた人を除き、誰でも受験できます

免許取得のための方法は2つあります。

・年に1~2回実施される国家試験で合格する

・養成課程をへて、試験に合格する

 

=私の受験方法

私が免許を取得したのは養成課程をへて、試験に合格する方法を選択しました。

一般受験とは違うやり方で、どのようなものなのか興味があったこと。また効率的に取得したかったので、養成課程の方法を選択しました。

 

=e陸特で講座を受講

養成課程を受講するにはいくつか方法があるようで、指定された養成課程実施機関の講座、講習を受講する必要があります。私は、eラーニング形式で実施出来ることを知り、調べた中で出てきた講座提供サービスである、e陸特さんを受講して養成課程を進めました。

e陸特

 

=養成課程を進めるには選抜講座の受講も必要

養成課程をクリアすればよいだけと当初は思っていたのですが、養成課程だけでよいのは電気通信に関する学校を卒業、無線免許を所持している方々だけで、それ以外は選抜講座をクリアした後に養成課程というように、順を追う必要がありました。

e陸特さんでは、3か月、6か月コースがあり、私は3か月のコースで短期集中コースで臨みました。

費用には免許発行、試験受講などの費用がすべて含まれているので、個人的にはリーズナブルな価格だと思いました。

 

=選抜講座、養成課程共に内容はシンプル

1:法令上決まった時間、テキストを読み込む

2:章ごとの問題をクリアする

3:模擬試験を受けて合格する

4:CBT試験を受ける(選抜、養成でそれぞれ1回ずつ受験しに行く必要あり)

国家資格もあってか、絶対に覚える内容に絞られているようで、とにかくテキストを理解、問題をなんども解くことでクリアできると感じました。

 

=合格から免許を受け取る

11月中旬に受講を開始。1月中旬に最終試験を受けて、無事合格できました。

無線技術や知識は興味があり、はじめの一歩として合格できてよかったです。勉強する過程で、第一級陸上無線技術士という上位資格があることも知りました。この資格は1陸特よりも難しく、専門、大学程度の知識が必要になります。これらを取得する人は学びの過程、もしくは仕事で使う方々向けなのかなと情報を見る限りは思いました。

今回は、eラーニング形式での受講が出来、便利で効率的な学習サービス、体制が作られているのは素晴らしいなとつくづく感じました。今回受講したe陸特さんのサービスにおいては、電子テキストをダウンロード出来ればいいなとい欠点を除けば、とてもよいサービスでした。不明点をサポートへ問い合わせをした際、親切に対応いただけたのもよかったです。個人的に、これから資格取得を目指される方には、お勧めできるサービスだと思います。